串本魚図鑑(2)

「アンドの鼻」と「住崎」以外のポイントの水中写真を掲載しています。
キンギョハナダイ撮影地:下浅地

外洋のポイントの根のトップでよく群れる姿が見られます。
その名のとおり、キンギョのような姿で浅場のソフトコーラルの間を 泳ぐ姿は美しく、まるで竜宮城にでも来たような風情があります。

クダゴンベ撮影地:浅地

割と深めのヤギやトサカにチョコンと佇む姿は、まるで何か 考え事でもしているようで、思わず見入ってしまいます。
白い体にオレンジの編み目模様が特徴で、殆ど動かないため、 じっくりと寄って観察することができます。

ゴイシウミヘビ撮影地:浅地

ウミヘビといっても岩の間などにじっとしていることが多く、手を 出さなければおとなしい魚で、恐れることはありません。
大きな黒い斑点が特徴で、よく見るとつぶらな目をしていて、なかなか カワイイ顔をしています。

ハリセンボン撮影地:ビゼン

危険な目に遭うと水を飲み込んで、体をポンポンにさせることで有名な魚です。 写真などでそんな姿をみた方もあると思いますが、実際は自然にあんな姿に なることは殆どなく、たいていはダイバーがちょっかいを出した結果の姿です。 そんな姿になった当のハリセンボンは、多分必死の覚悟をしているはずです。 皆さん、ハリセンボンをあまりいじめないように。

テングダイ撮影地:コーラルガーデン

写真でははっきりしませんが、黒と黄色の横縞の阪神タイガース模様が あざやかな、体長40cm程の大きな魚です。
まるですねた子供のように尖った口が特徴で、なんともユーモラスな 顔をしています。

モンガラカワハギ撮影地:コーラルガーデン

ご覧のとおり派手な模様をまとった魚で、遠くからでも一目で分かります。
なかなか用心深い魚で、容易に近づくことができません。

サザナミヤッコ撮影地:コーラルガーデン

写真でははっきり分かりませんが、青と緑の絶妙なカラーリングがすばらしい、 きれいな魚で、背ビレと臀ビレが長く延びた形もとても美しく、最も好きな魚 の一つです。
体は大きく、40cm程になります。

セミエビ撮影地:コーラルガーデン

エビと呼ぶには奇妙な形をしていて、堅い甲羅に覆われた姿は、 どこか昆虫を連想させます。
でも、こんな奇妙な姿をしていても、けっこう美味で、イセエビより おいしいと言う人もいるくらいです。

ミカドウミウシ撮影地:コーラルガーデン

ご覧のとおり体をくねくねと動かして、水中を泳ぐことで有名な、大きなウミウシです。
鮮やかな赤い体色に、まるでフリルをあしらったような白い縁取りがあり、 とてもおしゃれです。
別名「スパニッシュダンサー」とも呼ばれています。

セムシカサゴ撮影地:コーラルガーデン

まるでほこりを被ったような体色と、名前の由来ともなった背中の 大きなコブが特徴のさかなです。
じっとしていると、どこにいるのか分からないほど廻りの景色に擬態し、 地味な魚ですが、胸ビレの裏はあざやかなオレンジと黄色で、写真からは 想像できないほどキレイです。

ウデフリツノザヤウミウシ撮影地:グラスワールド

なにしろ1~2cmの小さなウミウシですので、写真でははっきり 分かりませんが、黄色の体色と、まるでうさぎの耳のような大きな突起が 特徴で、ダイバーの間では「ピカチュウウミウシ」の名で、親しまれています。

オニハタタデダイ撮影地:島廻り

「オニ」などと怖い名前が付いていますが、別に恐ろしい魚ではありません。 おそらく顔の模様が少し怖いので、付けられた名前ではないでしょうか?
よく似たハタタテダイほど個体数は多くありません。

マダラトビエイ撮影地:島廻り

ジャー……ン!! 出ました。マダラトビエイ。まさか串本でこいつに 出会えるとは思っていませんでした。
このときは居合わせたダイバーは皆大騒ぎ。興奮のるつぼと化していました。 ちょうど下を通って行ったので、背中のきれいな斑点を写真に納めることができました。
でも、尾が長く延びたその優美な姿とは裏腹に、顔は不細工です。念のため……。

オオモンカエルアンコウ撮影地:島廻り

島廻り名物の巨大カエルアンコウ。体長は30cm程あります。 カエルアンコウといえば小さなイメージを持っているため、初めて 見せられたときには、大きすぎてどこにいるのか、分からないくらいです。
因みに、右側が頭です。

ウミウサギガイ撮影地:双島沖一の根

普段は真っ黒い外套膜で覆われていますが、その膜をめくると、 写真のような真っ白な貝殻が現れます。大きさは10cm程あります。
トサカやウミキノコなどの上に乗っかっていますので、見つけたら 是非純白の貝殻も見て下さい。

カンムリベラ(幼魚)撮影地:イスズミ礁

親のゴツイ姿とは全然違う、ツートンカラーのおしゃれな模様をしています。
観賞用としても人気が高いそうですが、この姿からは、成長して1mにもなり、 額が突き出たいかつい顔は想像できません。

ヒレナガハギ(幼魚)撮影地:サンビラ

その名のとおり、背びれと臀びれの長い魚ですが、写真のように 幼魚の頃は、まるでウチワのように上下に大きくひれが張り出しています。

ホホスジタルミ(幼魚)撮影地:サンビラ

親は黒っぽい地味な体色ですが、幼魚は写真のとおり白と黒の鮮やかな模様です。
しかも、背びれ、腹びれが四方に極端に長く延び、その姿から「南十字星」の 愛称で呼ばれています。

サザナミフグ撮影地:サンビラ

とぼけた顔が何ともかわいらしいフグです。
沖縄では人慣れしてダイバーの姿を見ると寄ってくるものがいて、 通称「ポン太」の名でダイバーに親しまれています。

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